発熱測定ハンディーカメラ DS-2TP31B-3AUFの設置、操作方法について説明しています。
項目 |
1 |
カメラの設置 |
2 |
本機のインターフェースについて |
3 |
温度検出の設定 |
4 |
スナップショットの撮影 |
設置時のご注意 |
|
1.一定方向の通行者を撮影できる設置環境を選択して、カメラがすべての通行者の
顔を完全にキャプチャするようにします。
計測中に短時間滞在することをお勧めします。
2.急激な温度変化がなく、一定した温度条件の屋内環境に設置します。
3.建物のエントランス等、屋外との出入り口で使用する場合、
出来るだけをエントランスから離れた位置に設置してください。
入場者は、計測前に5分以上屋内にいる事を推奨いたします。これにより、
屋外の温度環境が体表面温度に与える影響を減らすことができます。
4.撮影範囲内に高温または低温の物体を置かないでください。
5.カメラは三脚などにしっかりと固定していただくと、揺れによる
温度計測のエラーを抑えることが出来ます。
|
|
本製品は充電式の為、三脚を使用する事ができます。(最大8時間連続使用可能)
三脚を使用したイメージは以下の通りです。
※設置する高さは、カメラのレンズが、床から1.5-1.7mになるよう設定することを推奨致します。
顔と同じ高さを目安とし、できるだけ傾きが無い高さに設置するよう、調整して下さい。
※カメラと計測対象物の間の距離は、通常1~1.5mに設定することを推奨致します。
※撮影範囲内に人体よりも温度が高い物体が入らないよう、設置位置を調整してください。
機器の各種インターフェースは、下図のようになっております。
アラーム温度、カメラと測定対象物の距離の設定を行います。
アラーム温度
測定値が設定した温度を超えると最大温度が表示され、赤く点滅するよう設定する事が可能です。
1)本機の電源ボタンを長押すると電源が入り、カメラ映像が表示されます。
2)カメラ映像が表示されている画面で電源ボタンを押すと以下の様なメニュー画面が表示されます。
3)「
Alarm Temp」を選択し電源ボタンを押して選択します。
4)ナビゲーションボタン
で数値を変更し、温度を設定します。
※標準的な設定は37.5℃です。
5)電源ボタンを押して設定完了です。
距離の設定
カメラと測定対象物の距離の設定を行います。
1)メニュー画面の下部までナビゲーションボタン
でスクロールします。
2)「
Distance」を選択します。
3)カメラと対象物の距離をナビゲーションボタン
で数値を変更し設定します。
※1m~1.5mに設定することをお勧めします。
4)電源ボタンを押して設定完了です。
本製品を用いて非接触で検温を行う事ができます。
アラーム温度を超えた対象物はスナップショットを撮影し、保存する事が可能です。
1)検温場所にて対象を検温します。
2)本体のトリガーを引くと、画像をキャプチャします。
3)キャプチャ後、電源ボタンを押すと画像を保存できます。
※アラームがあった時でも、トリガーを引き、電源ボタンを押さないと撮影画像が保存されません。
※8GBのSDカードの場合、104,800枚保存可能です。