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文書番号:2867

UHF同士の混合をする上で、気を付けるポイントはありますか?

あります。以下の3つのポイントをご確認ください。



UHF同士の混合で気を付けるポイント


1)アンテナを混合する前に同じ利得(db)に合わせましょう

それぞれの送信塔のレベルに大きな差が生じてしまうと、電波の利得と品質が不安定になります。
同じ利得になるように調整してください。




2)利得を合わせるときは「利得が高い方」に合わせましょう

レベル差が大きい場合は、利得が低い方のアンテナと混合器の間にブースターを設置します。(※1)
ATT(抵抗)などを使用して、レベルが低い方のアンテナに合わせてしまった場合、混線し不安定になります。(※2)



※1:混合器によって必ず通電してしまう端子や、通電できる方向が決まっている製品があるため、事前に確認しましょう。
(例)大阪局側へ通電したい場合:UUM-210J
   神戸局側へ通電したい場合:MU5001YD
※2:レベル差が非常に大きい場合は、レベルが高い方を下げる調整が有効な場合もあります。
   そのため、特定地域用の混合器には-10dbの入力ATT機能があります。




3)物理チャンネルがかぶらないようにしましょう。

UHF同士の混合をする場合、物理チャンネル(※3)がかぶると周波数が同じなため混線して不安定になります。
混合をしたい送信塔をご確認の上、物理チャンネルがかぶらないかご確認をお願いします。


※3:物理チャンネルとは地上デジタル放送で使用されている電波を13~52chの番号に振り分けたチャンネルのことです。
   TVのリモコンのチャンネルとは異なります。



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