本コンテンツは、CN〇3CDF1の初期設置方法についてご説明します。
●静電気の除去
本製品に触れる前には必ずアース等に触れて静電気を除去してください。
●必要な周辺機器やケーブルなどを準備の上、システム機器の電源は切ってください。
本カメラの設置工事を始める前に、監視カメラシステム全体の構成を確認してください。
※ケーブルに水がかかる可能性がある場所に設置する場合には、必ず防水加工をお願いします。
ご注意 | |
---|---|
IP67の防水性は製品本体のみです。 屋外など水のかかる可能性のある場所に設置する場合には 使用しない端子やケーブルを融着テープやビニールテープなどで防水加工してください |
本製品とLANケーブルの接続部に付属の防水対策用部品セットを以下のように取り付けてください。
(1)ゴムリングをPoEコネクターの奥までしっかり取り付けます。
(2)LANケーブルにキャップ(メス)を通します。
※LANケーブルは必ずブーツ(保護カバー)の無いものをお使いください。
(3)LANケーブルにキャップ(オス)を通し、PoEコネクターにLANケーブルを接続してから、
PoEコネクターとキャップ(オス)の溝を合わせてしっかりと締め付けます。
(4)キャップ(オス)とキャップ(メス)の間にスリーブを取り付けます。
※スリーブには切れ目がありますので、上から被せて通すことができます。
(5)キャップ(オス)とキャップ(メス)をしっかりと締め付けます。
(6)DCケーブルを使用しない場合は、電源入力端子の端子部分にプラグを差し込みます。
※プラグは防水対策用部品セットの袋に入っています。
カメラを取り付ける前に以下の内容について確認してください。
録画などカメラの設定が完了してから設置をお願いします。
●カメラの総重量や振動、付随する部品の総重量などに十分耐えられる強度がある場所を確保してください。
やむを得ず強度が不十分な場所へ取り付ける場合は十分な補強を施してください。
●LANケーブルなど必要なケーブルをカメラ設置場所まで配線します。
●金属製または木製の壁や天井などに取りつける場合
・カメラを取り付けた後のカメラの向きを確認してください。
・万が一カメラが落下した際に害がない位置に取り付けているのかどうかを確認してください。
・安定した位置にカメラの固定ネジが取り付けられるかどうかを確認してください。
●その他の壁や天井に取り付ける場合、金属または木製のボード(例えばモルタルや石膏ボード)
については十分な補強を施して設置してください。
ご注意 | |
---|---|
●けが防止の為、必ず手袋を着用して作業を行ってください。 ●microSDカードの録画を利用する場合、設置は microSDカードの挿入後に行ってください。 (microSDカード搭載モデルのみ) ●ネジ類は必ず添付のものを使用してください。 |
microSDカードは本体を設置する前にセットしてください。
●本製品はmicroSDカードのホットスワップに対応しておりません。
●microSDカードを交換する場合は、いったん本製品のLANケーブルをはずして
電源を切ったうえで交換してください。
●交換後は、もう一度LANケーブルを接続してカメラの起動を確認してから、管理画面上で
microSDカードのフォーマットを実行してください。
(1)付属のトルクスレンチで下図位置の2本のネジを緩めて本体からはずします。
※ネジはドームハウジングからはずれません。
※ドームハウジングと本体は落下防止のため、バンジーコードで繋がっています。
(2)microSDカードを下図の向きで挿入します。
(3)カバーを閉めてネジで固定します。
ご注意 | |
---|---|
●フタのねじはきつく締めすぎないようにご注意ください。 電動ドライバーなどできつく締めすぎるとネジ山がつぶれる原因となります。 |
カメラを設置する際には以下の内容に注意してください。
設置にあたり、危険な状態が予想される場合は、ただちに作業を中止し、
必ず安全を優先した対応を行ってください。
ご注意 | |
---|---|
●故障の原因となるため、製品のカバーをはずした際や設置の際は、静電気に十分注意して取り付けてください。 ●製品に酸やアルカリが付着しないように注意してください。 付着した場合は速やかにふき取ってください。 ●ほこりが付着した際は、眼鏡ふきのような柔らかい布でレンズに傷をつけないように注意してふき取ってください。 ●ドームカバーの保護ビニールは、指紋などの付着防止のために、設置完了までつけたままにしてください。 ●カメラを設置するときは、落下防止ケーブルなどで機器が地面に落下しないようにしてください。 落下させると破損や故障の原因になります。 また、設置作業に必要十分な場所の確保をしてください。 |
(1)ドームハウジングをはずします。
本製品を設置するにはドームハウジングを開ける必要があります。
付属のトルクスレンチで下図位置の2本のネジを緩めて本体からはずします。
※ネジはドームハウジングからはずれません
※ドームハウジングと本体は落下防止のため、バンジーコードで繋がっています。
(2)カメラを取り付ける位置を決め、穴あけ用型紙を天井に貼り付けます。
カメラから出ているケーブルの位置に合わせて穴をあけ、ケーブルを通します。
※必要に応じてベースの切り抜きにケーブルを通して配線してください。
(3)穴あけ用型紙の穴位置に、φ6~6.5mmのドリルで30mmの深さのガイド穴をあけます。
コンクリートアンカー2本をガイド穴に打ち込み、しっかりと固定されていることを確認します。
(4)カメラを取り付けます。
天井とカメラのすべてのケーブルを接続し、ガイド穴に合わせて取付ネジ2本を
ドライバーで締めつけて固定します。
※必要に応じてベースの切り抜きにケーブルを通して配線してください。
※付属の取付ネジ3本のうち1本は使用しません。
(5)レンズの方向を調整します。
水平方向に調整する場合は、レンズベース部分を回転させます( ❶ )。
垂直方向に調整する場合は、左右の固定ネジを少し緩め、レンズユニット部の角度を調整します( ❷ )。
調整後、緩めた固定ネジを締め付けてください。
ご注意 | |
---|---|
●固定ネジはきつく締めすぎないようにご注意ください。 電動ドライバーなどできつく締めすぎると、ネジ山がつぶれる原因となります。 |
(6)映像の上下方向が正しくなるようレンズユニット部を回転させます( ❸ )。
レンズユニット部にある「UP」の刻印が、映像での上方向になるようレンズユニット部を回転させます。
(7)ドームハウジングを元通りに取り付けます。
ドームハウジングとベースのネジ穴の位置を合わせ、ドームハウジングのネジ2本を締めて固定します。
(8)カメラの電源を入れ、画像を確認の上、角度や方向等を調整してください。
以上でカメラ設置は完了です。