客観的にどの程度のレベルがあるのかを測定することで、フィルター対策等の効果の確認をすることができます。
LTEのレベルを次の2か所で測定します。
①UHFアンテナ直下 |
②ブースター出力 |
①の数値から、ブースターへ過入力になっていないかを確認します。
(ブースターへの入力レベル範囲は製品によって異なります。)
②の数値から、ブースターによるLTEの減衰量の確認をします。
●LTEの測定値について、具体的な数値の目安はありません。
LTEのレベルから受信障害を与えるかどうかを見極めることはできません。
●UHFの受信レベルは十分あるが品質が悪い、実際にテレビで視聴するとノイズが入る場合などは、LTE電波の干渉が疑われます。
LTE電波障害対策(※)の前後でLTE測定をすることで、効果を客観的な数値で確認することができます。
※フィルターの設置、アンテナ・ブースターを対応製品に交換するなど
●受信障害の改善については、UHFの受信レベル・品質レベルを測定し品質低下などがないことを確認する必要があります。