異種の金属が接触する部分が電解質を含んだ水分(雨水など)で濡れていると、
異種金属間に電位差が発生し、
電位差の低い方の金属が腐食しやすくなる現象(異種金属接触腐食)のことを「
電食」と言います。
「
溶融亜鉛めっき」と「
ステンレス」材の間は、
この「
金属電位」の差が大きく、「
電食」が発生します。
しかしながら、腐食の速度は、海浜地区 工業地帯という特に過酷な環境における実証実験の結果により
<HDZ45>(めっき膜厚 約450g/㎡:
こちらを参照)の場合で
約40年間(HDZ35の場合は約30年間)は腐食に耐えるという結果が出ており、実用上では、長期に渡り問題なくご使用いただけます。