「分配器」とは入力されたテレビ信号を分配数に応じて均等に分ける機器です。
出力端子では等しい信号レベルが得られます。
2分配器の場合は入力レベルに対して等分に出力されます。
「分岐器」とは入力から出力間の減衰量よりも入力から分岐端子のほうが大きく減衰します。
一般的に分岐器はマンションや集合住宅に用いられます。
世帯によってアンテナからのケーブルが長くなってしまう位置、逆に短い位置があるため、減衰量に差が生じます。
どの世帯でもレベルを一定に保つようにするため、出力端子と分岐端子で損失に差をつけています。