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文書番号:2520

(高速)同軸線モデムで親機を複数使用して系統を分割する際の注意点


・同軸線モデム<子機間通信不可モデル>(EOC11C01、EOC12C01)
・高速同軸線モデム(ECGシリーズ)
を利用して集合住宅、宿泊施設などで、親機を複数台使用するシステムにおいて、
以下の点をご確認ください。



(1)スイッチングハブについて

ルーターから複数台の親機に振り分ける際には、スイッチングハブを使用します。
スイッチングハブには、L2(レイヤー2)スイッチングハブや、VLAN対応など、
ポート間の通信を制御する機能をもつハブを使用し、親機間の通信を制限する設定を行ってください。

※エレコム製品の場合は、【レイヤー2 webスマートギガスイッチ】
 EHB-SG2Bシリーズ
 EHB-SG2B-PLシリーズ
 をご使用ください。


ポート間通信制御機能を持たないハブで接続した場合、
1台の親機に接続される子機間の通信は制限されますが、
異なる親機に接続される子機間の通信ができてしまうことがありますのでご注意ください。



(2)ハイバスフィルターのご使用について

親機が分配器で複数台接続される施設では、
他の系統の通信信号が混信しないようハイパスフィルターを使用してください。

分配器の端子間結合による信号の漏洩により、他の系統の通信信号が混入することで通信障害や、
速度の低下を招く可能性があります。
この場合は分配器側にハイパスフィルターを接続し、相互の信号を確実に遮断してください。


親機を複数使用する際のLAN、同軸接続イメージ






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